こんにちは。
t-助です。
今回は先日購入したJackallのBPM BC-66ML-Gについて実際に使ってみた感想も含めて、レビューしてみたいと思います。
このロッド、実は今年のフィッシングショーで気になっていた製品でした。
しかし、去年から出る出ると言われていて、出なかった製品らしく、さらに、Jackallの馬場さん(開発者)曰く、5月頃に…と言われいたのに、全く情報が出なかったので、発売されないだろうと正直なところ思っていました。
そんな中、5月に楽天で商品の枠が出ていることを発見しました。
まだ在庫なし状態だったけど、ポイントさん(楽天)にBPMのBC-66-ML-Gの枠がありましたー!お気に入りに入れて発売になるタイミングをウォッチです。#BPM #jackall #BC66MLG pic.twitter.com/2hFsfOwC8V
— てぃーすけ@釣りブログ (@angler_tsuke) May 8, 2019
お気に入りに入れて、観察していたら、5月の後半に楽天で発売されているのを発見!
見つけてから、すかさず、購入しようとカートに入れてレジに進みますが、残念ながら、そのタイミングで売り切れになってしまいました。
そこで、楽天で見つけた日の昼休みに、職場近くのキャスティング店舗に行くと、なんとラスト一本でしたが、ありました!!
迷わず購入して、帰りに取りに行きました。
Contents
カタログスペック
カタログ的なスペックとしては以下です。
名称: Jaclall BPM BC-66ML-G
長さ:6ft6in
重さ: 125g
パワー:ミディアムライト
グラス含有率: 65%
ルアー: 5-18g
ライン: 8-16lb
外観に関して
ルックスは黒で統一されてシックな感じ。イケています。
私は、巻物なので性能の観点で、スコーピオンDCリールを合わせることにしましたが、黒っぽいリールならどれでもマッチしそうです。
#もしかしたら、ロッドの価格帯からもスコーピオンDCとの相性を見込んでのデザインかもしれないです。
なお、エンド部分も、キャップがついており、高価なロッドと同じようにエンドキャップがついています。ただし、全体的なロッドの質感としては、正直、価格通りという感じで、特に高級感があるわけではありません。コテコテしてない分、シンプルでよいです。
なお、これはグラスコンポジットロッド全体に言えることですが、全体的にブランクに擦り傷がつきやすいです。
まぁ、ロッド自体、気に入っており、売りに出したりはしないので、傷も愛嬌として、楽しみたいと思います。
また、リールシートの青いJackallのロゴがカッコいいです。
なお、グリップはEVAのセパレートタイプです。
個人的にはセパレートのグリップがルックス的にも(軽さという観点で)機能的にも好きなので、よかったです^^
性能やロッドのつくりに関して
このロッドはこの価格帯なので、もちろんmade in Chinaです。
ただ、保証書を見なくても、はっきりとわかるようにmade in Chinaとして記述しているところはメーカーとして好感が持てます。
しかも最近の中国製、特に問題があるわけでもないですしね…。
なお、このロッドのグリップはほかのロッドに比べて細身のEVAグリップがついています。
最初、この細身のグリップが少々気になりましたが、これにより、125gという、グラスロッドにしてはなかなか軽量な重量を実現できているのではないかと思います。ただし、このグリップの細さも慣れてくると特に気になるようなものではありません。
それよりも、グラスロッドでこの軽さのロッドはあまりないので、十分使いやすいかと思います。
長さに関しては、t-助はこの6.6ftという長さが、おかっぱりにもボートにも使いやすくて、重宝しています。しかし、本当はもう少し長いロッドも良いのでしょうが、t-助の場合、電車移動がメインなので6.8ftくらいが限度です。
シマノのExpride以上のグラスコンポジットは、確か6.3ftの次は6.8ft、後は7ft前後かそれ以上のものしかないので、この長さのグラスコンポジットロッドは正直、貴重です(Zodiasには確かあります)。
なお、このロッドのガイドはSiCではなく、アルコナイトのガイドがついています。
・・・とはいえ、特にアルコナイトで問題が起こったことはないし、この価格帯なので、不満はありません。
グラスは65%のコンポジットロッドなのですが、テーパーはレギュラーより若干ファスト気味といった感じです。
想定していたよりは少し硬めの印象で、前回の釣行でも魚は正直、少しばらすことも経験してしましましたが、いわゆるペナンペナンなロッドではなく、バッド部分もしっかりしています。
ちなみに、先日もたいして大きくはなかったのですが、魚を引っこ抜いても問題なしでした。
また、グラスロッドなので、その特性を活かして、ロッドに重みを乗せてロッドの弾性を使ってキャストすれば、気持ちい感じで、ルアーが飛んでいきます。
巻物の場合、バスの場所を探ることが多いと思うので、飛距離は大きな武器になります。
先ほども書いたのですが、飛距離を稼ぐためという意味からも巻物ロッドは7ft前後のクラスのものが多いですが、t-助の行くフィールドは琵琶湖のように広大ではないので、このロッドのように、6.6ft前後で、ある程度飛距離が出れば、おかっぱりでもボートでも十分かと思います。
さらに、このロッドはグラスコンポジットロッドにしては少し硬いので、感度という点では、巻物をやる分には十分高いといえると思います。バイトはもちろん、水中でスピンテールのテール部分がきちんと回転しているとか底についたとか、そういった情報は十分手元に伝わってきます。
上の写真の魚は、水中で姿勢を崩しやすいレアリススピンで釣りました。しかし、このレアリススピンが大勢を崩したかどうかは巻いていて十分に感じ取ることができました。
それから、ルアーに関してはいろいろ試してみたのですが、やはりメーカーの勧める5-18g、特に7~11gくらいが個人的には使いやすいように感じました。
最後に…
今回は、先日発売されたJackallのBPM BC-66ML-Gについて、インプレを書いてみました。
まとめとしては以下になるかと思います。
- 黒を基調としたデザインで飽きの来ないシックなデザイン
- 質感は値段相応だが、Jackallが好きな人には所有欲をくすぐるようなデザイン
- 6.6ftで125gのグラスコンポジットは現行のバスロッドのラインナップの中ではなかなかない存在
- ロッドにルアーの重さを乗せたキャスティングで飛距離を稼ぐことが可能
- ロッドはやや硬めのグラスコンポジットで、グラスにしては魚をはじく事もあるが、感度やバットパワーという点で利点あり
いろいろ書きましたが、このロッドはコスパという面では十分優れており、持っていて損はないロッドかと思います。
なお、t-助は先日はおかっぱりに持っていきましたが、今後は巻物中心にやるとき以外、このロッドはボートでの出番が多くなりそうです。
ちなみに、以前買ったデストロイヤーとの使い分けですが、デカピーナッツ、レアリスクランク、ポンパドールジュニアくらいからデストロイヤー、それ以下の3DSクランクやスピンテール等は今回のBPMという使い分けになりそうです。
とりあえず、続きます。。。
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