こんにちは。
t-助です。
今年に入って、坂川でいろんな方に出会ったり、DOMAさんに釣りに連れて行ってもらったり、昔からの友人と釣りをしたり、いつもの管釣り仲間とも定期的に釣りに行ったり…やはり、釣り仲間との釣りや彼らとお話する事は刺激的で本当にいい経験になっています。
で、最近、そんな釣り仲間やTwitter等での皆様の話を通して、自分の釣りを振り返り始めたわけです。
振り返りだとかこうしていきたいというのは、頭にパッと思いつくものの、なかなかそれを言語化したり、自分の中でルール化する…と言うのが難しく、結構思いついたままなのですが、今回書いてみることにしました。
そんなわけで、今回は自分のバス釣りを始めた頃と最近の自分の釣りを比較し、反省とそれを活かして、今後のバスフィッシングを楽しんでいくために私がやっていきたいことについて書いていきたいと思います。
Contents
何故バスフィッシングを始めたか
ローカルな話で申し訳ないのですが、小学生の時、父方の祖父と北九州市小倉北区にある、板櫃川(いたびつがわ)にハゼ釣りに行っていたんですよね。Google Mapで、当時行ってた場所、どこだったっけ?…って探すのですが、何となく、この橋の辺りかな…と言う感じ↓
確か小倉高校の近くを通って行ってたとは思うのですが、護岸してるし、もう当時の面影が全くないので、明確な場所はよくわからん。。。
関東だとハゼのシーズンって夏だと思うのですが、北九州だと(というより、少なくとも福岡県だと…)秋がシーズンで、関東で釣れるそれより、だいぶ大きいんですよね。で、このハゼ釣りは祖父と私の毎秋の恒例行事みたいなものでした。毎秋、2~3回ずつくらい行ってたかな。
ちなみに、私は浦安でも秋にハゼ釣っていました。実は12月くらいまで釣れてた記憶あります(さすがに12月ともなると渋いのですが…)。正直、餌はイソメでなくとも、スーパーのエビとかボイルホタテとか実は何でも釣れます!
で、そんな板櫃川での祖父とのハゼ釣りの最中、私はどうにか跳ねてるボラを釣りたくて、引っかけてでも釣ろうかと躍起になっていました。
そんなことをやっていた時に、パトロール中?の警察官に話しかけられたんですよね。
「釣れてる?イナッコねらうなら、ルアーやったら?セイゴなんか釣っても楽しいかもしれんよー」とその警察官は言ったんですよね。
※今思えば、ボラにルアー食わすの、至難の業だと思うけど(笑)
当時、ルアーとは何ぞや…状態ですよ。
で、小学校の図書館で、ルアーフィッシングについて調べまくりました。ルアーフィッシングに関する本を借りまくるみたいな状態でした。特にバスフィッシングの本。巻頭にルアーの写真が多くて、キャストの仕方とイギリスの紳士がティースプーンを湖に落とすとこからルアーフィッシングの歴史、それぞれのルアーの説明が必ず書いてあるような本。同じような内容の本を何冊も読みました。
こんなおもちゃみたいなもので、魚が釣れるのか…と衝撃を受けたのを覚えています。しかも、このバスという魚はなんぞや…って感じ(笑)
で、その当時(?)買ってもらった、この本はもう何周も読みました。
※この本の中では、スキッピングと今現在、私が多用するフリップキャストが全否定されていますけどね^^;
それで、ルアーフィッシングをやりたいと父親に言ったら、昔やったことある…と言ってて、ルアーをくれたんですよね。ただ、「全然釣れんぞ…」と忠告されちゃいましたが。
そこからは友達と近所の紫川にバス釣りに通うようになりました。
で、時を同じくして、なんとコロコロコミックでグランダー武蔵連載開始なんですよ。調べたら、1996年11月号から…だそうです。。。これも当時、熱中しました。
それで、1997年の春くらいに、父親に誕生日プレゼント(誕生日6月(笑))という形で、ダイワのstrike forceのセットを買ってもらったんですよね。タックル一式とルアー、テツ西山さんのVHS(時代を感じる…)が入ってたやつ。それがいっちょ前にベイトタックル(笑)
戸畑バイパスにあったフィッシングワールド(?)で買ってもらった気がする…(ローカルトーク、失礼!)
まぁ、ベイトタックルを買ってもらったはいいものの、毎投バックラッシュ…でまともに投げられず。ただ、付属の西山さんのVHSは世界中の誰よりも観た自信があるくらい観ました。
ベイトは全く使いきれなかったので、進研ゼミのシール集めてもらった、スピニングタックルの方がメインになっていました。
そんなことがあった1997年ですが、夏に頓田貯水池で、ついに初バスをゲットする事ができました。
当時、フィールドはすごい人でしたが、まぁ…みんな釣れてなかったので、かなり注目されたのを覚えています。それで、車の中で昼寝してた(?)父親に「釣れた…」と言いながらバスを見せに行ったのも覚えています。
釣れたのは当時、小倉にあったシャークという釣具屋で売っていたラバージグ。紫と黒のスカートのヤツ。それにトレーラーとしてzoomのグラブだったと思う(残念ながら、このラバージグ、それからすぐにロストしちゃったけど…)
釣ったというより、あれは本当に釣れた…だったけど、今でも当時のことを鮮明に覚えています。私の人生初バスは35cmくらいでした。
その後、中学に入ってもバス釣りやっていました。
現在は釣り禁止になってるという噂の大谷池にて、拾ったキングオルカイザーを使ってバスをバラしたのも覚えてる。
で、まぁ色々書いたのですが、結局私がバスフィッシングを始めた理由というのが…
おもちゃみたいなルアーで、魚を釣りたい…
という点だったわけなんですよね。
まぁ、そんなバス釣りですが、全然釣れなかったし、ちょうど中学の頃に好きだった女の子に「ギター弾ける人ってカッコイイよね」と言われてしまったがために、ギターの方をメインの趣味としてやるようになったので、頻度としては下がって、高校生くらいになると全くやらなくなった感じです。
※どうでもいいが、その女の子と遊ぶ口実作るために、ポルノグラフィティの「サボテン」のシングルを貸したまま、そのままになってる気がする…そんな時代(笑)
何故バスフィッシングを再開したか
それ以降、大学の時にシーバスをやったり、浅八丸のライトジギング船に行ったりはしてたのですが、本気でやっている趣味ではなかった感じですかね。
で、再度本気でルアーフィッシング…となったのは2013年の秋…だったかな。
20代をかけていたバンドも解散し一人でやれることを探そうとネットサーフィンしていた折にエリアトラウトというのを見つけたんですよね。
しかも、”としまえん”でやってると。そこからとしまえんや開成水辺FSに通いまくりました。
浅八丸はさておき、バスやシーバスはあまり釣れた思い出が無かったけど、所詮は管理釣り場…なので。カラフルなスプーンや小さなプラグで釣れるのが楽しくてたまらなかったんですよね。
で、会社の寮を出て、ひとり暮らしを始めたタイミングでひかりテレビに入ってしまうわけです。当初は野球観る用のひかりテレビだったわけですが、野球のオフシーズンに釣りビジョンに加入。
最初は管釣りの番組ばかり見ていたのですが、バスの番組を結構やってるじゃないですか…で見始める。
そのバス番組の中でも特に好きだったのが菊元さんの番組。
ラバージグ等のストロングな釣りして、電撃フッキングからのブリトニースピアーズのOverprotected…いや、カッコ良すぎでしょ。。。
で、バスフィッシング、私もやりたいな…と、調べたら、都内の弁慶濠で釣りができるという事を発見したんですよね。
ここに行くためにバスタックルを揃え、2016年春弁慶濠に毎週のように通い、バスフィッシングを再開しました。
ロッド、ナチュラムでバーゲンしていたメジャークラフトのコルザを買って。リールは最初エランを買ったけど、何かしっくりこなくて友人に譲渡。で、すぐにカシータスmglにしました。
ただ、全然バスに触れなくて…それで、10回くらい通った時、もう夏になっていましたが、ようやくバスを釣ったんですよね。
しかも45.5cmの大き目のバス!!
これを釣ったとき、足が震えていました。私自身、30になってこんな経験があるのかと驚いたのを覚えています…。
釣ったルアーはなんとポンパドールJr.
全然初心者向けルアーじゃない(笑)
で、実はこの前にも、こんな40cmくらいのバスを多数バラしていたんですよね。
バラしていたルアーというのが、記憶している限り、ポンパドールJr.、ラバージグ、デカピーナッツ、rat-a-tat等のストロングなヤツ。
何もわかってなかった…と言えばそれまでなのですが。。。
釣ビジョンの菊元さんの…
ストロングなスタイルを…
見よう見まねで…と言う感じで、バスフィッシングを楽しんでいたんですよね。
当時、バスかけた時に、Overprotectedが脳内再生されてましたもん(笑)
今やっているt-助の釣りとの比較
それで今年、釣り仲間との釣行やいろんな方の釣りの話を聞いたりを通して、それぞれ皆さん、釣りの哲学みたいなものを持っていらっしゃるなぁと感じました。それに比べて、自分の場合、バス釣りはじめたり、再開した当初はこういう釣りがしたいというのを持っていたけれど、今では釣れれば何でもいいってなってしまっていたなぁと反省。
自身を客観的に見つめなおした時に、現在の私の釣りに関して、具体的には以下のようになってしまっていたことに気がついたんですよね。
– ブログ含めSNSに上げるための釣果ばかりに気にしていること(もちろん、他人のそう言う楽しみ方を否定するつもりは全くないです)
– 無意識のうちに、釣りの効率化やコスパばかりを求めようとしていた事
– タックルは大事にするが、失くした時の喪失感が嫌で、ルアーに対しては消耗品として、愛情を持って扱わなくなってしまっていた事
少年のころ、ルアーを始めるきっかけになった…
おもちゃみたいなルアーで…
そして、バスフィッシング再開後、菊元さんの釣りにあこがれていた頃の…
ストロングなスタイルを…
これに対して、今やっている釣りって効率的にSNSに上げるだけの釣れれば良いだけの釣り。ルアーに愛着もこだわりもない。バスフィッシングに目をキラキラさせてた時の自分に対して、今の自分が申し訳ないなと考えるようになりました。
要は職業釣り人で釣りまくらないといけないわけでもないのに、こだわりや遊び心、楽しむ心を忘れていたよね…と。
これを変えたい…と、前回はいろいろやってみて、スケルトンクランクなんかを投げたりしたんですよね。フロリダカラーのジグも、楽しんでやってみようかなと↓
で、今は村田基さんの釣りが好きなので、Waterland製のルアー等を絶版も含めて買い漁ったりしています。こういうルアーで釣りたい!!
今後のバス釣りについて
今後どうしていきたいか…と言う事ですが、とりあえず1匹…も含めて、こだわりのない釣り、効率的な釣りは最終手段にします。
具体的には、バス釣りでは以下のルアーでの釣りを封印します。
– スピンテール
– 1/4oz以下のスピナーベイト
– 3インチ以下のワーム
– スモラバ(1/4oz以下)
…等々。
こんなやつは封印↓
というわけで、とりあえず、こんなルアーたちを一軍にしようかな。
もう少し、スピナーベイトやラバージグは増やしたい。ディープクランクなんかも加えようかな。
スピナーベイトは11月にティアドロップのエンジェルスピナーベイトが出るという噂なので、それを待ってみようかと。ラバージグはdepsかmegabassのフットボール(この2社のラバージグ、基本形だけど、特にカラーが豊富そうだから)をあと2色くらい追加したいなぁと。
ワームは4インチグラブ、3.8inchシザーコーム、4.8inchリグルクローラーとか!!
3.5や4インチのチャンクローなんかも加えようかな。
ポイントは使って楽しそうなルアー、そしてストロングなスタイルのルアーたち(ただし、私はおかっぱりメインで何本もロッド持っていけないので、ビッグベイトは除外)。
ただ、こだわりのない釣りは封印するとは言え、大会や5回以上連続ボウズやらかしてる時、妻や初心者と釣りに行ってデモンストレーション的にやる時、新フィールド開拓時なんかの場合はスピンテール等のルアーも解放しようかなとは考えていますが。
青木大介さんの適材適所のルアーセレクトという本の中で、スピンテールもグラブのジグヘッドも1軍ルアーに入ってきていなかったんですよね。
何であんなに釣れるのが1軍に入ってこないんだよ…とその時は思っていましたが、小バスでもいいからいっぱい釣る…と言うのは、彼のスタイルではないんだろうな。
※もっとも、クランクベイトの頁で、青木さん自身は「このルアーで釣ったらカッコイイ」みたいなのは無い…とも書かれていますが…
後は、初心を思い出すために弁慶に行きたいんだけど…妻の機嫌次第な部分はあるかな。
土曜の10時以降とかでもボート空いているなら、たまに行けるときもありそうですが。
うーん、どうだろうな。。。
弁慶、私の記憶では巻いてたら釣れましたみたいな釣りが通用しないことも多いので、いろいろやってみれるし。
それから、もっと釣りを楽しむためにも、バス釣り以外ももっと積極的に釣りに行って、魚種は違えど魚の反応だとか習性だとかを学びたいとも思っています。
手始めに、東京湾シーバス…手を出そうかな。2832RS-2もあるし、このロッド入魂したい!!
浦安、潮見、葛西…あの辺りに繰り出すか。。。ナイトゲームは家庭の事情から難しいけれど…。
シーバス以外にもタイラバとか太刀魚、シイラなんかのソルトのボートゲームとかも行くべきだよなぁ。
…と言うより行きたい(笑)
最後に…
ルアーに愛着も抱かず、良く釣れるからやってる釣り…ばかりをSNS等に上げたいがためやってて、本来”遊び”であるはずの釣りに”効率化”や”コスパ”を求めてしまっていたので、初心に戻って自分のスタイルで楽しみたいという反省でした。
この自分のスタイルを確立して楽しむ…これを達成できれば、それが永遠のバスフィッシング初心者状態を脱せる時なのかも知れないですね。
もしかして…この原点回帰は誰もが通る道?なのか。
とにかく、いろんなスタイルがあっていいとは思うのですが、私はトーナメンターでもどこかのテスターでもないので、自分の釣り哲学に沿って楽しもうと。
ただ、タックルは最新のものを使いますよ!やっぱり今のワールドシャウラとアンタレス、ステラのフィーリングが大好きなので。
なお、先日壊したワールドシャウラは入院させました。
なんと、1カ月半かかるようです。。。
とりあえず、続きます。。。
コメント