こんにちは。
t-助です。
今回は、前回のすそのフィッシングパーク釣行、前々回の座間養魚場釣行で使っていたカーディフAX S66ULというトラウトロッドのレビューを行っていきたいと思います。
結論から言うと、このロッド、相当気に入ったので、気合入れてレビューをしていきます!!
Contents
購入の動機
昨年末にカーディフAX S62XUL-Fと言うロッドを購入しました。
その時のレビュー記事がこちら↓
このロッド、これはこれで大当たりなロッド。
ただ、このXULはしらこばとで折ったりしました。。。
その後、どうにか免責修理で復活させることができました。
折ってしまったという事もあり、もし、一本しかもっていかない状況で、エリアトラウトでロッドを折ってしまうとその日の釣りが終了してしまうことを身をもって気づいてしまい、その後はエリアトラウトには2本タックルを持っていくかとなったわけです。
そこで白羽の矢が立ったのが同じくカーディフAXのS66ULでした。
SUL、そしてワールドシャウラテクニカルエディションと悩んだのですが、XULのカーディフ、十分良いロッドだったのと、今後は栃木や福島の大型のいる管理釣り場に行きたいという事から、カーディフAX S66ULにすることに。
ただし、このロッド、ネットなどではなかなか在庫が無く、ようやく見つけた潮来釣り具センターの通販で購入することにしました。
スペック
本ロッドのスペックは以下の通りです。
名称 | '21 カーディフAX S66UL |
全長 | 1.98m |
継数 | 2 |
仕舞寸法 | 101.2cm |
重量 | 70g |
ルアーウェイト | 0.7-6g |
対応ライン(ナイロン) | 1.5-6lb |
対応ライン(PE) | 0.2-0.6号 |
6ft2inchのロッドと6ft6inchのロッドって、かなり長さが違うように感じますが(私だけ…?)、実は高々10cm程度だったりします。
対応ルアーウェイトですが、0.7~6.0gとかなり広く、もちろん、0.4gとかは難しいと思いますが、実は管理釣り場で使うようなルアーはスペック上、ほぼほぼ投げられるのでは?と言う感じです。
特に、t-助の多投するスリムスイマー/ロールスイマーの1.5~3.5gをしっかり押さえている感じ。
さらに、一番ライトであろうS62XULと比べて、重量は5gしか変わりません。
スペックを見て思ったのが、このロッド、実はULとカーディフAXの中では一番ヘビーな番手ですが、実はバーサタイルに使えるんじゃ…と言う印象です。
とりあえず触ってみた印象
とりあえず、触ってみた印象としては、ULだけど、XULと比べてもそんなに重くない。XULと比べると張りはあるが、ワールドシャウラ2650FFよりは完全に柔らかい印象。
これが管釣り最強クラスのロッドであれば、村田基さんが0パワーでもワールドシャウラは少々管釣りには硬すぎるよ…と言っていた理由が分かった気がしました。
で、ルックス的にはS62 XUL-Fと全く一緒で、このロッドシリーズ、よく言えば無難、悪く言えば没個性的。。。まぁ、これの上二つがハデハデと言うのもありますが。
ただ、XUL-Fの時も書いたと思いますが、このリールシートのデザインは好きです。
なお、村田基さんプロデュースなロッド全般的に言えることですが、リールシートの形状が変な形状しているものはなくて、シンプルで握りやすくて良いんですよね。
また、ガイドに関してはこんな感じのATガイドという軽量化されたガイドがこちらにもついています。
これ、最初、XUL買うときに折れないか不安でしたが、正直杞憂でした。
普通の使い方している分にはまず折れないと思います。
また、村田基さんが関わったロッドなので、ガイドが全体的に大きいのも良いですね。
正直、飛距離が結構違ってきますよね。
実際の釣行で使ってみた感触
前回のすそのフィッシングパークおよび、前々回の座間養魚場釣行ですが、私はこのロッドで1.2g(ミッツSRドライ)~5g(ロングゲーター)までいろいろ投げたのですが、正直、これらのルアーは全部問題なく投げられました。XULの場合は、3.5gなんかを投げるとヨイショ…と言う感じで、ちょっとフルキャストはこわいかな…と言う感じでしたが、こちらはULと言うだけあって、かなり余裕を感じました。
さらに、ルアーの飛距離ですが、10cm長いのと、大型のルアーが使えること、さらにレギュラーテーパー寄りなことから、ルアーの重みをロッドに乗せやすいので、圧倒的にS62XUL-Fと比べて、飛距離が出ます。座間養魚場はもちろん、比較的池の大きなすそのフィッシングパークでも、ちょっと3.5g以上を付けると、飛びすぎるので、抑えながらキャスティングしていました。
で、魚をかけた時気づいたのが、S66UL、決して大物専用ではなかった…という事です。
これ、高々30cm程度のマスをかけているときの写真なのですが、しっかり曲がってくれていますよね。
誰だ?ULは大物専用なんて言ったヤツ&思っていたヤツ(笑)
それだけでなく、62XUL-Fにくらべ、レギュラーテーパー寄りで、がっつりとフッキング入れても身切れでバレるというのも起こりにくいし、ULのほうが硬いとはいえ、レギュラーテーパーでクッションの懐が広いため、魚とのやり取りもやりやすいかなと。なので、実は私の場合は、S62XUL-FよりS66ULの方が魚をかけやすく、やり取りもしやすい…と言う印象。実際、私の場合、座間養魚場でちびマスを釣った経験から、小マスを釣るにしても実はXUL-FよりULの方が好きかも…とすら思いました。
ただもちろん、中型以上のマスになると、XUL-Fでは少々パワーが心許なくなると思うので、ULで釣った方が良いかなと言うのはあります。
以下は40cmくらいのマスのスレ掛かりです。口を使っていたら、上がると思うけど、これのスレ掛をXULで上げようと思うと、結構大変かも^^;
結果として、魚をかけて寄せる能力としては圧倒的にULの方が上かと。
しかし、気づいたのですが、これまで私が持ってたトラウトロッドって、全部ファストテーパー寄りなロッドばっかやったな…と。。。
で、振り返ってみて、妻に買った、シルバーナブロスが使いやすいと思ったのは、これ、レギュラーテーパーだからだったんだと今になって気づく。ちなみに、先日、このロッド、南柏のキャスティングで未使用品が安く売られていて悩んだけど、今触ってみるとこのロッドのガイドとリールシートが好きでないのと、利用できるルアー重量の範囲がXUL-Fと似たり寄ったりだったのと金欠で見送りました^^;
それなら、XULの存在価値は私にとって何なのかという事になりそうですが、存在価値は2つあるかな…と思っています。
まずは大きいところで、ULで扱いにくいルアーを扱いやすいという利点。
例えば、この辺とか↓
具体的には1.5gより重いのはUL、1.5g以下はXUL-Fと言う感じに使い分けようかと。
…と言うわけで、今回、大物用に…とフィーリングでS66ULを買ってしまったのですが、実は私の場合、この二本での釣行は意外と理にかなっていたんでないか…と感じたわけです。
で、次にやはりルアーの操作性と言う面に関しては、ファストテーパーのXUL-Fの方が若干いいかな…と思ったりしました。ただ、これに関しては微々たる差と言う感じではあるので、メインはやはり軽いルアーを使いやすいというところかな・・・と思います。
さらに、このロッドに私は’17コンプレックスCi4+ C2500 HG F4を合わせました。感想としては、全く問題なかったというより、むしろ、管釣りでC2500使うのアリだと感じたので、先日予約したステラ、バス釣り(こちらはスピニングタックルではフィネスしかやらない)と共用でC2500SXGにすればよかった…と後悔していたりします。
で、結論を言うと、私はこのロッド、相当気に入りました。
もし今後管釣りに1本だけロッド持って行けと言われたら(折ったらゲームオーバーになるので、もう1本のみ釣行はやらないけど…)、小マスだらけの釣り場でも、多分S66ULの方を持っていくと思います。
最後に
今回はカーディフAX S66ULのレビューを行いました。
簡単にまとめると…ロッド自体にパワーもあり、レギュラーテーパー寄りなので、小マスから巨大マスまで、魚とのやり取りがやりやすい!と言うのが1番かと。また、0.7~6gと対応ルアーウェイトも広くて、その辺も使い勝手が良い。実際、1.2gくらいから私は使うことができた。それ以下のルアーウェイトのものはS62XUL-Fに任せれば良く、XULとULの二本あれば、一通りなんでも投げられそう。
管釣りのULロッド、カーディフエリアリミテッドやワールドシャウラテクニカルエディションなんかと悩んだけど、現状、私はそんなに管理釣り場の釣りは上手くないし、このロッドで十分かなと。さらに上手くなっても多分、十分戦力になるんじゃないかなと思いました。
ただ、カーディフAXでこんなに良いのだから、テクニカルエディションやエリアリミテッドは一体、どんな次元なんだ???という疑問と言うか好奇心はあったりはしますが^^;
とはいえ、このロッド、本当に気に入ったので、結果としてこれにしてよかったです。
さて、次はこのロッドを持ってどこに釣行に行こうかな…という感じではあります。やはり憧れの栃木県、福島県あたりに行きたいなぁ。
難しいとは思うけど、是非巨大マスがいるエリアで70cmとかと戦ってみたい!!
とりあえず、続きます。。。
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