こんにちは。
t-助です。
今回は’13メタニウム(ノーマルギア)をエキストラハイギア(以下、XG)に変更したので、その際の注意点を分解初心者の視点で書いてみました。
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XG化の動機
先日、今年は苦手な撃ちものも積極的にやっていこうと思い立ち、そのためのリールを用意しようと悩んでいました。
スコーピオンMGLにその役目を託そうかとも思ったのですが、215gと、手数を増やしたい打ち物用には若干重いかなーと思い、断念。
そんな中、白羽の矢がだったのが、最近使われていない、’13メタニウム(ノーマルギア)でした。正直、手放そうかとも思っていたのですが、これをXG化し、撃ちもの用にする事にしました。
結局、現在使用頻度が落ちてた13メタニウム(ノーマル)をXG化して、打ち物用にすることにしました。
しかし、パーツはいつ来るかな(笑)
今年は牛久沼とか印旛沼に行って、苦手な撃ち物練習しよう。うん。#13メタニウム— てぃーすけ(t-助)@バス釣りとミニッツと小さなセダン (@angler_tsuke) January 12, 2019
’13メタニウムについて
’13メタニウムは名機と言っても過言ではないベイトリールでしょう。
釣りビジョンを見ても、未だに使用されているバスプロもいるようです。
ギアはノーマルとHG、XGと3種類のラインナップで、最新のメタニウムMGL(’16)が出るまで、販売されました。
t-助は、2016年末に、格安でノーマルギアとハイギア(HG)のものを買いました。
リールとしては、170gと非常に軽くて使いやすいリールです。
また、純正でフィネススプール等があるのもGood!
いまだに、ファンが多いのも頷けます。
今回は、このリール(ノーマルギア)をXG化していきます。
変更するパーツと必要なもの
今回、XG化のために購入したのは、展開図に赤丸を付けた以下のパーツです↓
123: スタードラグ座金 ¥400
184: ドライブギア ¥3500
185: ピニオンギア ¥1500
…とシマノのサイトにはありますが、値段が上がっているようです。
なお、パーツは具体的には以下です↓
必要な工具は以下です。
– プラスドライバー
– メガネレンチ#10
取り付け手順
なお、ざっくりと、後々気づいた正しい交換のフローは以下です。
1.ハンドルとは逆側の本体カバーを外し、スプールを取り出す。
本体下のレバーをOpenにして、側蓋を外側に引っ張ると、取り外すことができます。
2.ハンドル、ドラグを取り外す
はじめにドラグは緩めておきます。
ハンドルについているネジを開けて、取り外すと、#10の六角ナットが出てくるので、メガネレンチを使って外します。
ハンドルを外すと、ドラグは引き抜く事ができます。
すると以下の写真の状態になるので、四角いナットはドラグを緩めておけば、少し回すとすぐに外れます。さらにドラグとワッシャーを外します。
3.ハンドル側の3点のねじを外し、ハンドル側のカバーを外す
以下の3点にネジがあるので、外します。
この時、精密ドライバー等、柄の短いものを使うと、ドライバーがネジに対してまっすぐ入らず、これらのネジが滑てしまう可能性があるので、注意してください。
これらのねじを外すと、ハンドル側のカバーが外れます。
4.ドライブギア、ピニオンギアにグリスを散布し、交換する
ピニオンギア近くの2つのバネをなくさないように、ピニオンギアとドライブギアをXGのものに変更します。
なお、この際、スタードラグ座金はピニオンギアの内側にはめ込みます。
なお、グリスは綿棒等で、満遍なくピニオンギア、ドライブギアともに塗るようにしてください。塗らないのはパーツの寿命を縮めるので、NGですが、塗りすぎても回転が重くなります。
5.ハンドル側のカバーを取り付ける
ハンドル側のカバーを取り付ける前に、ハンドル側のカバーから、以下の部品を取り外します↓
このパーツはここに入っています↓
これを、先ほどのドライブギア側の軸に取り付けますが、このパーツの出っ張り部分を、黒い座金の溝にしっかり嵌めます。
注意)これがきれいに入らないと、ハンドルを回しても、スプールが回りません!!
そして、カバーをかぶせ先ほどの3点のねじを締めます。
6.ハンドルを取り付ける
先ほどと逆手順で、ワッシャー等の順番を確認しながらハンドルを取り付けます。
7.スプール、ハンドルと逆側のカバーを取り付ける。
こちらも先ほどと逆手順で、取り付けてXG化は完成です!
まぁ、正確に言うと、XGはノーマルに比べて、ハンドルも長かったりするのですが、これは多分、私の場合、社外製に変えると思うので…。
なお、今回は撃ちもの用に使用するため、20lbのフロロを巻いてみました。
とにかく、早く釣りに行きたい!!
最後に
今回は、’13メタニウム(ノーマルギア)をXG化させてみました。
個人的にハマったポイントとしては以下の3つです!
– 精密ドライバーを使用して、ハンドル側のカバーを外そうとして、ネジが滑かけました。必ず長めのドライバーを使いましょう!
-ハンドルを外さないとハンドル側のカバーは外れません!
– ハンドル側のカバーを取り付ける際に、銀色の筒状のパーツ(30:インナーチューブ)のツメになっている部分を黒い円形のパーツ(31:スタードラグ板)の溝にしっかりとはめる事。これをしないと、スプールが回りませんでした。
皆さまのご参考になれば!
とりあえず、続きます。。。
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