こんにちは。
t-助です。
今回は今年発売したスコーピオンのパックロッドのレビューと実際に使って釣行に出かけた話を書きたいと思います。
Contents
購入の動機
今回、このロッドは夏休み中にフェリーに乗って釣りに出かけるのに持って行こうと探していました(結局、行けませんでしたが…)。
さらに、出張や帰省の際、飛行機に持ち込めるものが良いな…と。特に出張でよく行ってた東南アジアで、ピーコック等の釣り堀ツアーがあるらしく、参加したいなと妄想中です。まぁ、最近はあまり出張ないのですが…。
実際、昨年、アブのテレスコを買ったので、遠くに出かける際はコレが候補だったのですが、やっぱりテレスコはガイドがズレやすい。…というわけで、新規で購入しようと。
アブガルシア(Abu Garcia) バスロッド ベイト ホーネットスティンガープラス HSPC-665M-TE モバイルロッド ...
実際には、レジットデザイン等も候補に挙がったのですが、現在は実家に置いているシーバスやってた時に使っていたシマノさんのtrasticというパックロッドでは殆どガイドズレがなかったのを思い出し、安心のシマノさんで探すことにしました。
そんなわけで、スコーピオンかワールドシャウラとなるわけですが、予算5万円程度でベイトとスピニング2本欲しかったので、スコーピオンに!
まぁ、青のワールドシャウラと同スペック…と言う謳い文句にも惹かれたわけです!
しかし、このロッド、8月の時点でどこも在庫がない…という品薄状態。とりあえず毎日のように楽天を見張っていたら、どうにかスピニングのを発見し、すかさず購入!
さらに、ベイトの1652R-5は足立区のmaniac’sさんの通販で見つけてコレもまた購入しました!
スペック
スペックとしては、以下の通りです。
1652R-5(ベイト)
長さ:6.5ft
継数:5
仕舞寸法:47.0cm
自重:130g
ルアーウェイト: 7-28g
ライン: 12-22lb(ナイロン)
テーパー: R
2651R-5(スピニング)
長さ:6.5ft
継数:5
仕舞寸法:47.6cm
自重:117g
ルアーウェイト: 5-15g
ライン: 5-12lb(ナイロン)
テーパー: R
触ってみたファーストインプレッション
サイズは47cm程度なので、機内に持ち込むことができます。また、このロッドを買うと、ネオプレンなソフトケースが付いてます。単なるナイロンのものより、クッション性はあります(完全に信頼はできませんが、どうせ機内持ち込みもできるサイズなので問題なし)。
なお、二本まとめて一つのロッドケースに収納することも可能でした(結構ギリギリですが(笑))。
次にロッドのルックスですが、見ての通り、赤いリールシートがイケてます!
ガイドスレッドの青のラインがカッコいい!まぁ、釣り場で他のアングラーには見えないし、完全に自己満の範疇です。
さらに、グリップにはこのような焼印が!
正直、かっこいいです!
もちろん、スコーピオンMGLとの組み合わせは抜群。まぁ、それを想定しているのでしょうが。。。
スピニングに関しては、ストラディックci4+と色が合います!
とにかく、ルックスに関しては100点満点!
次に性能面に関して、まず持った感じ、若干重量は感じるものの、釣行中、気になるほどではなさそうです。
ロッドは粘り強そうな感じ。ディップの曲がりはマルチピースだと言う事を忘れてしまいそうな感じですが、バット部分は結構強い。
コンセプトとして、バスだけでなく、世界中で色んな魚を…と言うのがあり、それに即した形でしょう。
感度も悪くはなさそうですが、さすがにトーナメントロッドのようにビンビンな…という感じではありません。
ガイドは大型のものが付いていて、私たちの想定よりも太いラインを使ってくれと言う事だと思われます。この辺も村田基さんが、日本のラインは細いといつも言っているので、世界仕様と言う事なのでしょう。
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釣行のシチュエーション
このスコーピオンロッドを試すため、8/10に短時間でしたが、砂沼に出撃してきました。
日没まで、2時間ほどしか時間がなかったので、水門一本勝負です!
気温は35度、天気は晴れでした。
釣行時のタックル
この日のスタメンは以下です。
タックル1
ロッド: Shimano スコーピオン1652R–5
リール: ’19スコーピオンMGL HG
ライン: ヤマトヨテグス VALUE STAR 14lb 75m
ルアー:デラクー1/4oz
タックル2
ロッド: Shimano スコーピオン 2651R-5
リール: Shimano ストラディックci4+ 2500HGS
ライン: ベーシックFC 3LB
ルアー: Gary Yamamoto 3インチグラブ グロー +1/32oz #3ジグヘッド
釣行の様子
時間も限られているので、まずは手早くスピンテールを巻いていきます。
リールの性能もあるかと思いますが、よく使う1/4ozのスピンテールも気持ちよく飛んでいきます。ロッドに重みを乗せるとよく曲がるし、さらに大型ガイドと言う事もあって、飛距離はなかなか出ます。
ただ、魚からの反応はありません。。。
そこで、障害物や地形の変化がある場所にワームを投入していきます。なお、スピニングはメーカーの推奨よりも軽いルアー、細い糸ですが、問題なく飛んでいきます。
何投か障害物(杭や少し水草の生えている場所)周りを通していくと、チクチクとしたアタリが!
まぁ何となく”ヤツ”な気がしますが…。
何度かそのチクチクとしたアタリと格闘した末…
やはり、ギルでした…。
この後も何度かギルを釣りました。
さらに、また巻き物に持ち替えて巻いていきます。
しかし、やはり反応なし。
水位計のあたりにバスの姿が見えたので、スピンテールですが投入してみると、フォールで食った!
バラさないように寄せてきますが、ある程度ティップが追随してくれるので、気持ち楽に感じました。さらに、手前にきたところで一気に抜きあげました。
そして↓
25-30cmくらいのキレイなバスでした!
短時間釣行でとりあえず1匹釣れたので満足。無事にスコーピオン1652r-5にも入魂できました(実はスコーピオンMGLも!)
この後は、やはりスピニングの2651r-5でも釣りたいのでワームを投げていきますが、アタルのはギルばかり。。。
しかし、ワームを投げ続けていると、突然強いアタリが!
ついにバスか!?…と期待して寄せてきます!
しかし…
はい、写真ではわかりにくいですが、30cmくらいのコイでしたー。体高があるので、同じくらいの体長のバスより重い。。。
しかも、口に掛かっていたので、うーむ、ゲイリーグラブを食べようとしたのか…。
まぁ、ただバットがしっかりしているので、スコーピオンのパックロッドで一番フィネスなタイプでも、このレベルなら問題なく寄せられます。
この後はまたギルの猛攻に遭い、タイムアップ。
実際に使ってみたインプレッション
今年に入って特にワンピース至上主義みたいになっていたt-助ですが、マルチピースでも問題ないな…と感じました。
…と言うより、このロッドに関しては、さすがシャウラの系図と言うか、変なワンピース買うより良いと思います!
なお、短時間の釣行でしたが、ガイドのズレが気にならなかったのは、やはりシマノだと感じました。まぁ、最初に真っ直ぐに設定するのは5ピースもある分、若干面倒ではありますが。。。
また感度と言う面ではトーナメントロッドには及ばないと思いますが、ギルのアタリも地形の変化も水中な流れも十分に分かると思います。
さらに、ロッドにルアーの重さを乗せるとよくしなるし、大型のガイドも付いているのでなかなか飛距離もでます。
後は、バットのパワーは結構強い割にはティップはよく曲がるので、魚がバレにくいと感じたし、多少強引にやり取りしても魚を寄せられると思います。
この辺は釣行中に釣った、コイとバスで自分のなかでは良いベンチマークができました。
ただ、欠点を挙げるなら、得意なシチュエーションと言うのが無いと言う事かと思います。やはりそのシチュエーションの専用のロッドと言うのには負けます。
例えば巻物をやるにしても、グラスコンポジットロッドの方が絶対に使いやすいけど、スコーピオンでも実用に耐え得るロッドであると言えます。
まぁ、持てる荷物が限られている中、初場所なんかで、ビッグベイトやりたいとかベイトフィネスやりたいといった特殊なシチュエーションでなければ、この2本で大体カバーできそうです。
今後はやはり飛行機やフェリーで行くような釣行や多魚種にも、さらに、気軽に行きたい弁慶等にも持って行って使ってみたいです。
もし、今後追加で出るなら、2650R-5とか2630R-5等さらにフィネス寄りなスピニングロッドがあると良いかなと思います。対応ルアーが0.8-5gとかで、バスのノーシンカーだけでなく、管釣りも出来るみたいなモデルがあれば絶対に買います!
まぁただ、海外や遠征でわざわざ小物狙う人も少ないと思うので、スコーピオンのコンセプトに合わないかもしれませんが…。
あとは、スコーピオンのロゴが入って、このロッドが入るセミハードケースなんてあったら、多分買うと思う(笑)
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最後に
スコーピオンのパックロッドについてたらたらと書いてきましたが、要点を箇条書きでまとめます。
– スコーピオンのパックロッドのルックスに関して、満足度は高い。グリップの焼印、ガイドスレッド等、細かいところも良い。さらに、スコーピオンMGLやストラディックci4+とのカラーの相性もgood
– 仕舞47cm程度と機内持ち込みできるサイズで、海外含め、飛行機等での釣行にも持っていける
– よくしなる事と大型ガイドの恩恵で比較的飛距離がでやすい
– 2651R-5はそれなりに軽量なルアーやラインも実用できるれべるで扱える
– ギル等の小さなアタリや水中の流れ、地形の変化も十分実用できるレベルにある
– バットパワーが強い割にはティップはよく曲がるので、掛けた魚を強引に寄せる事も可能でかつバラしにくいと感じた
– 短時間釣行であったが、パックロッド特有のガイドのズレも気にならないレベルであった
– これじゃないと絶対にダメだと言う得意なシチュエーションがない事は唯一の欠点と言える。ただし、特殊な環境でない限り、大体この二本でどのようなシチュエーションでもカバーでき、実用に耐え得るポテンシャルがある
…と言う感じで、”買い”か?と言われたら、私のように車を持っていない電車移動なバサーや海外も視野に…と言う方にとっては”買い”と言えると思います。
とりあえず、続きます。。。
★2019年の目標達成状況★
1. 小型船舶の免許をとること
→未達
2. 80匹以上釣ること
→今回1匹、前回まで6匹、残73匹
3. 50cmオーバーを釣ること
→未達
4. 20回以上はバス釣りに出かけること
→今回13回目、残り7回
5. 何かしらの大会で釣果を残すこと
→2019/6/6弁慶ルアー釣り大会にて達成
6. ブログを続けていくこと
→継続中
7. 釣り場では”穏やかな心”で過ごすこと
→継続中
8. 事故のないようにすること
→継続中
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