MR-03 evoを作る!

RCカー
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こんにちは。
t-助です。

 

先日、現在、品薄状態がずっと続いているMR-03 EVOをスペアパーツと今あるパーツを組み合わせて製作しました。

Contents

MR-03 EVO作成のきっかけ

TAMIYAのRCカーを作ったものの、第二子が産まれててんやわんやしているうちに、コロナが再流行し始めてしまい、さすがに幼子と産後の妻がいる中で出歩くこともできず、結局走らせられていません。

釣りも行けないし、また家でもできるmini-zでもいじるかと思ったのですが、きれいなピンクに塗装したマクラーレンP1のボディをサーキットで走らせないまま、家で傷だらけにしてしまうのもなーと思い、走らせられていませんでした。
とりあえずFWDのプリウスを走らせていたのですが、やはりRWDを走らせたいなぁと思っていました。

この際、mini-z福箱と言う、ナローボディのレディセットがついた福袋を買おうかと思ったのですが、その開封報告ではMFゴーストのボディが入っていそうでした。ただ、この漫画よくわからないので、この86にあまり思い入れがありません。

そもそも、ブラシモーターのナローシャーシをこの先使うのかしら・・・と思うと少々微妙です。なので、ずっと品薄なのを知ってはいましたが、次買うならEVOかなぁと思い、虎視眈々と狙っていたのですが、やはり全く手に入りそうにありませんでした。

そんな中、何の気なしにネットを見ていると、MR-03EVOの基盤なるものを発見。もしやと思い、京商のHPから説明書をダウンロードし、パーツリストを見てみると、何となくパーツもそろいそう。

さらに、Amazonで京商純正のベアリングのセットがアウトレットとして安く出ているのを発見し、ポチってしまいました。もう後には引けない!この段階ではあまり自信はなかったのですが、このブログの読者の方の人柱になる覚悟とダメでも勉強だという覚悟でパーツをそろえ、組んでみることにしました。

準備したもの

今回、mr-03evoを組むために購入したパーツ類は以下の通りです。もし、RWDのレディセットから組む場合は★のついたパーツを購入すれば問題ないと思います。なお、価格は2020年12月現在のものです。

品番品名購入店価格備考
mz6bkピニオンギアセットスーパーラジコン413
mz217モーターケースセット/MM2タイプ(mr-03)スーパーラジコン660
mz501SPSPメインシャーシセット(MR-03/VE)スーパーラジコン990mz501でも可
mz601メインユニットセット(MR-03EVO/SA-40)スーパーラジコン6600
mz602アッパーカバーセット(MR-03/EVO)スーパーラジコン660
mz606XSPEED 41 ブラシレスモーター(4100KV)スーパーラジコン4125
mz402シャーシ小物セット(MR-03)スーパーラジコン578
mz404サーボギヤセット(MR-03)スーパーラジコン374
mz405サーボセイバーアッセンブリー(MR-03)スーパーラジコン495
mzW433ハードフロントサスペンションアームセット(MR-03)スーパーラジコン413mz406でも可
mz409ビスセットスーパーラジコン422
82041MINI-Z EVO レシーバーユニット(KT531P/432PT)スーパーラジコン3713★使用するプロポに合わせて変更
mzw1ボールベアリングセットamazon1491amazonアウトレット価格
mzw436ボールデフセット2amazon3036ギヤデフを使う場合、mz207

ちなみに、t-助は予備パーツを持っていたので買いませんでしたが、ゼロから作る場合、以下のパーツも必要です。

品番品名定価(税抜き)備考
mz203Bフロントサスペンションパーツセット500
mz206Bリヤダンパーセット600
mz403サスペンション小物パーツセット(mr-03)600
mz407サスペンションシャフトセット450
mz215モーターケースセット650MMモーターマウントにする場合
mzw401フロントスプリングセット1000説明書のパーツリストにはない。mzw423でも可

その他、ボディやそれに合うホイールも購入しました。

結局シャーシだけで2万円くらいかかっていますが、evoを完成品で買ってボールデフやSPシャーシを買ってもそれくらいかかるので、良しとしました。

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なお、使った工具類は以下です。

★ドライバー
写真のタミヤのドライバーは1本持っておくと何かと便利です。

★精密ドライバー
私は100均のものを使いましたが、少し苦労しました。作業効率は、磁石が付いているもののほうが絶対に良いと思います。

★ニッパー
手持ちのもので何でもよいと思います。

★グリス
サーボを組み立てる際に使いました。

★マスキングテープ
組み立てた後に、配線を束ねるのに使用しました。

その他、部品を入れておくパーツボックスを使いました。

また、説明書が以下の京商のHPより入手できるので、これをダウンロードし、印刷しておくことをお勧めします。

京商|サポート
京商<KYOSHO>を代表するラジオコントロールモデル(RC MODEL)、ダイキャストミニカー、ロボット等々、大人のホビーに相応しい模型の世界のすべてをご紹介しています。

t-助はいろいろ書きこみたかったので、展開図の部分をコンビニでA3にコピーして使用しました。

組み立て手順

モーターケースの組み立て

まずはMM2のモーターマウントのモーターケースを作成していきます。

今回モーターはgp6仕様にするため、6枚ピニオンを使い、4100kvのグリーンモーターを使用しました。まずは6枚ピニオンをモーターに取り付けます。

今回は6枚ピニオンを使うので、A1, A2パーツをモーターにはめて、モーターケースに搭載します。ここで注意してほしいのは、A1、A2パーツは向きがあり、A2パーツに関して、説明書には2つのくぼんでいる部分をタイヤ側につけるように書いていますが、実はこれ逆です。正しくは、A2と書いてある側を外に向けます。とにかく、角が丸くなっている方が前に来るようにします。

ちなみに、t-助はここで躓きました(笑)
ピニオン側もA1と書いてあるほうを外側にし、角が丸くなっている方を前にします。

次にこれをモーターケース下側のパーツにはめ込んで、上のカバーを取りつけます。この時、モーターの配線はここの隙間から逃がすようにします。*t-助はこのモーターの配線は後になって気が付きました。。。

次は車軸を取りつけていきます。

まずはモーターマウントに中央に穴の開いたベアリングをはめるためのプラパーツを取り付けるのですが、このベアリングをはめるパーツは6枚ピニオンを使っているので、真ん中に穴が開いているものを使います。さらに、穴が大きいほうを外側(タイヤ側)に向けるようにモーターケースにはめこみます。なお、このパーツ、説明書には溝のようなものが載っているのですが、実際にはついていないのでご注意ください。

あとは説明書通りにつけていけばOKです。一点、注意点としては、左のホイールにはめるmz6bkのパーツ、説明書と形が微妙に違うので、ご注意ください。ちなみに、これも穴が大きいものと小さいものがあるのですが、両方試してみて、t-助は小さいものを付けました。

次に、フリクションダンパーを作成します。ここも説明書通りに作っていくといいです。フリクションプレートには何かしらのオイル等を塗るほうがいいかなと思いつつもまだ特に私は塗っていません。

ちなみにここの注意点は、細かいパーツを飛ばさないようにする事。特にスプリングは小さく、なくしやすいのでご注意ください。

なお、フリクションプレートとダンパーを共締めしているネジは2x8mmのネジになります。また、ダンパーの逆を止めるネジは2x6mmのものになります。

この段階では、シャーシ本体と共締めするネジは付けなくていいです。

最後にアンダーカバーを付けます。今回は6枚ピニオンの車なので、+や-の印字が入っていないものを使います。ここの締め込みには5mmの皿ビスを使います。

これでモーターケースは完成です!

サーボの組み立て

次にサーボを組み立てます。t-助はこのサーボに組み込むギア達には全てグリスを塗りました。

まずは一番サーボモーター側くるmz402のパーツにシャフトを立て、ギアを入れていきます。

この時、1と3側のシャフトはmz404に2本入っている短いものを、2と4側はmz404に1本だけ入っている長いものを使います。

シャフトを立てたら、1,2,3,4の順にギアを入れます。

なお、1と2は同じ形のギアです。これらは、3と似ているので、注意してください。4には真ん中の出っ張っている部分のギアが長いものを使います。

この段階ではまだ、サーボモーターは付けなくても大丈夫です。

そして、mz402の真ん中のカバー(下の写真のパーツ)を取り付けます。

さらにこの上に短いシャフトを立てたら、そこに、下側にギアのついたサーボホーンのようなパーツを通し、mz405に入っている細長いパーツの穴にサーボホーンの凸を合わせます。

その後、mz405に入っているシャフトを立て、シャフトにサーボセイバーを通し、細長いパーツの反対側の穴にサーボセイバーの凸を合わせます。

そこまでできると、こんな感じになります。

ここまで出来たら、サーボセイバー側にカバーを被せます。

そうすると、こんな感じ。

ここにポテンションメータ(基盤に赤黄色黒の線で付いている円形の部品)を装着していきます。その前に、京商さんのブログにもあるのですが、サーボセイバーが下面に対して垂直に、そしてポテンションメータ装着の凹面が水平になるようにしてください。

これにポテンションメータをつけます。

#大事な部分ですが、写真忘れました。。。

この上から残っているmz402のカバーをします。この際、カバーの凸部分がきちんとポテンションメータの穴に入るようにしてください。

さらにポテンションメータの配線をサーボ横の溝に這わせ、サーボモーターをポテンションメータと逆側の穴に入れたら完成です!

繰り返しになりますが、断線を防ぐため、ポテンションメータの配線はきっちり溝にはまっている事を再度確認ください!

なお、この段階では、サーボモーターは簡単に抜けます。

メインシャーシの製作

では、メインシャーシを作っていきます。

まずは、先程の行程で組み上げたサーボを組み込みます。ギア側を上にして、メインシャーシ前方のスペースに押し込みます。この時、サーボモーターの配線を挟み込んでしまわないように注意して下さい。正直、t-助はこのサーボの固定にかなり手間取りました。

なお、ポテンションメータの配線は車の前方から見て、サーボモーターの左に逃します。

次に、タイロッドを取り付け、裏側のカバーを着けます。GP6用の車両にする予定なので、タイロッドと裏のカバーはNと書かれたナロー用のものを使用しました。

タイロッドは窪みの部分をサーボセイバーの出っ張りの部分に合わせます。タイロッドタイロッドの裏側のカバーを留める4つのネジは2x6mmのものを使いました。

次にサーボモーターのカバーを取り付けます。この取り付けに使うネジは非常小さいので注意してください!このネジはmz501もしくはmz501spのシャーシセットに入っているネジです。とにかく、ここは精密ドライバー必須です!

ちなみにこのカバーなのですが、t-助のはmz402にも入っていました(謎)

次はスイッチを固定します。
スイッチは、白い配線がついていないほうを車両後方にし、はめ込みます。

さらにこの上からmz402に入っているカバーを被せ、2x5mmの皿ビスで締めこんで固定します。

ここまで来たら、基盤本体をメインシャーシに乗っけます。基盤に空いている2つの穴をシャーシの凸の部分に合わせます。

次に、基盤から出ている黒と赤の線の先端についている端子をの穴を、それぞれシャーシ後方の左右についているターミナルに空いた穴と合わせ、その上からキャップで抑え、裏から2x4mmの小さなビスで固定します。このビスを締めるのに精密ドライバーを使用しました。

ここまで出来たら、いよいよメインシャーシのカバーを付けます。カバーは後方の爪をパチンとはめ、前方でカバーを留めている2か所のネジは2x6mmのものを使います。この時、モーターに繋がる3本の線は後方の穴に通し、下の写真のように逃がしています。

次にジャイロを搭載できるくぼみのカバーを取りつけます。ここの取りつけのネジにはメインシャーシセット(mz501/mz501sp)に入っている小さなネジ(サーボモーターカバーを留めたものと同じ)を使い、精密ドライバーで留めます。

次にMini-zと書いたカバーを外し(爪で留まっているだけ)、ここにレシーバーユニットを搭載します。レシーバーユニットの裏面の出っ張りとメインユニットの出っ張りを合わせて接続します。

最後に先ほど外したカバーの楕円形の穴の方にアンテナを通し、シャーシに取りつけます。

ここまで出来たら、さっそく電池を入れて動作確認をしてみましょう!

受信機のペアリングとサーボの動作確認

こちらの丸いボタンを押しながら、電源を入れます。

この状態で送信機を操作し、ペアリングを行います。

kt-432ptの場合は、電源を入れ、メニューの2ページ目にある、RX設定を選択。上から二番目の”RF std.: FHSS 2way”と書いてある項目をタッチし、”Mini-Z(EVO)”を選択すると、ペアリングが完了すると思います。

ペアリグが完了したら、プロポのハンドルを回し、こんな感じにタイロッドが動けばOKです↓

 

フロント足回りの組み立て

次にフロントの足回りを組み立てます。まずはタイロッドのカバーにキングピンボールを取りつけます。これは私は裏から押し込みました。

次にアッパーアームにサスボールを入れこみます。

先ほど立てたキングピンボールに説明書通りにパーツを通していきます。この時、mz403のステアリングハブを通す際に、同時にステアリングハブの凸部分をタイロッドの穴に通します。

通す順としては、シム→ナックル→シム→アッパーアーム(サスボール)→c状のシムです。

また、この時mz402のシムは薄いものと厚いものの2種類が入っていたのですが、薄いものが4枚、厚いものが2枚入っていたので、t-助はとりあえず薄いものを上下に両方付けておきました。

ちなみに、最後にここをc字状のシム(mz203bのパーツ)で留めるのですが、このシム、平らな面と丸い面があります。私の場合は丸い面を上にして留めました。とにかくこのシムで留めるのは少々面倒で、あまりやりたくない作業(笑)

次にこちらのカバーを2x6mmのビス2本で留めます。

このプラスチックパーツが付いたら、アッパーアームの端から先ほどつけたプラスチックパーツを貫通させるようにアッパーサスシャフトを通します。

つぎに、シャーシを裏返し、こちらにスプリングを入れます。私は標準の硬さの緑を使いました。

こちらにスプリング受けを挟み、最後にボディキャッチを2x6mmのネジ2本で締めます。

あとは説明書通りにホイールをつければOKです。

モーターケースとメインシャーシの組み合わせ

ここで、作製したモーターケースとメインシャーシを組み合わせていきます。

まずはモーターの結線をして、上のダンパーから固定します。この時、ギアと干渉させたくなかったので、私はモーターの配線をギアとは反対側から逃しました。

ここは、赤丸の部分を8mmのビスで。黄色い丸の部分を6mmのビスで留めます(ホイールベースはL仕様)。

次に下のTバーの部分は説明書通りに組み合わせ、4箇所全て6mmのビスで固定します。

最後に動作の確認ができたら、ようやく完成です!お疲れ様でした!

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最後に

今回は現在品薄となっているmini-zのmr-03 evoを作成いたしました。

私と同じようにすれば、一応、走るものは作ることができると思いますが、念のため、自己責任でお願いいたします!もちろん、何かわからない点が有れば、わかる範囲でお答えはしたいと思いますので、Twitterかここのコメント欄にコメントください。さらにもし、私の手順に間違いが有ればご指摘いただけると幸いです。

家には幼子と産後の妻がいて、絶対にコロナに感染させたくないので、極力出歩く事は避けています。なので、まだまだ家での練習が続きそうですが、ワクチンが普及し、コロナが落ち着いたら、ぜひ1/10もミニッツもサーキットデビューをして楽しみたいと思います!

とりあえず、続きます…

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